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「ダニエルウェリントン」の時計のブランド価値はなぜ暴落したのか?


【悲報】ダニエルウェリントン(DW)のインフルエンサーマーケティングが露骨すぎて逆にチープなブランドとして認識される
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イケメンが集まるMTRLの記事が話題になっています。
月9ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』で石原さとみが付けていたことから人気に火がついたダニエルウェリントン。

女子も男子もつけることができるのですが、特に女子の間では人気になりました。
雑誌『GEINGER』や『POPEYE』の表紙でも特集され、注目が集まります。

matome.naver.jp


ユナイテットアローズなどで取り扱っていたのですが、一時は品薄状態になりました。


さて、このダニエルウェリントンですが、ネットで影響力が大きいというインフルエンサーに時計を宣言してもらうというやり方が露骨過ぎて話題になっています。

稲井大輝や妹尾ユウカなどの若者のフォロワーが多い人に時計を渡し、写真をUPしてもらうというやり方です。

さて、ダニエルウェリントン。
実際のところ、誰がマーケティングしようが、誰がツイッターに上げようが、時計のデザインも質も値段も何も変わってはいないわけです。

何が言いたいかというと、

「モノ」は何も変わっていないのに「チープに感じる=価値が低く感じる」ということは、ダニエルウェリントンが持つ「ブランド価値」が落ちたということです。

昔、実売価格2,000円の白たまごっちに20,000円以上のプレミア価格がついたことが話題になりました。
ミニ四駆のトライダガーZMCというマシンが3,000円で取引されていたこともあります。

なぜこのようなことが起こったかというと、

「欲しい人(需要)」の数に対して、「供給」が追いついていなかったからです。
だから、価格が高騰した。

製造価格を大きく超過した価格で売買されいたということは、そこにプレミア感が乗っかっていたということです。
それがブランドです。

さて、たまごっちの価格ですが、過熱したたまごっちの価格は半年もたたないうちに元の価格に落ち着いていました。
なぜかというと、


「店に普通に出回るようになったから」


です。
みんなが持てるようになったたまごっちにはプレミアは乗りません。

もちろん製造者側はビジネスですので、たくさん販売して、たくさん買ってもらいたいと思っています。
一方でブランド価値が乗っているものは、「出回れば出回るほどプレミア感は落ちてしまう」という問題が有ります。

今回の露骨と言われているインフルエンサー・マーケティングですが、

問題は

「憧れの石原さとみちゃんがつけていた時計」

というプレミアが乗っていた時計が色んなツイッターでちょっと人気のプチモデルような人が大量につけていたため、ブランド価値が落ちように見えることでしょう。
断言してもいいですが、ツイッターのフォロワー30,000人程度のモデルなど、月9の石原さとみの影響力に比べたらノミのようなものです。

せっかく「石原さとみの」と言われて大きなプレミア感が乗っかっていた時計が、安っぽいインフルエンサー(笑)のモデル(笑)が宣伝してるチープな時計に成り下がってしまったことが問題です。

また、ステマは「隠そうとしてバレると消費者が冷める」という傾向が強く、露骨に拡大し過ぎると消費者の反発を招きがちです。

ネットを使ったステマは本当に難しく、一歩間違えると大きな反発を生むので、いち企業のマーケ担当者がやるのはやめておいた方がいいんじゃないかな。
芸能人につけてもらって、テレビを見ている人に訴求するのが金はかかるけど、一番いいと思います。

ツイッターのフォロワー数が多い人がつけていたところで、

「憧れのあの人がつけていたから私もつけたい」

とはなりづらいわけです。
なぜなら、ツイッターのフォロワーは、その人の「ファンの数」ではないからです。