俺の独り言。

独り言を公開するブログ。

カヤックの「自宅葬」ビジネスモデルは格安ヘアカットのモデルと似ている。

2017年4月19日の日経MJ新聞4面に、カヤックが手掛けた自宅葬ビジネスが紹介されていた。
葬儀場を使わない自宅での葬式で、25万円から提供する。

自宅だから、余計な費用もかかりません。式場費、装飾費、
ご遺体安置料、安置所から式場への搬送料、すべて不要です。
最低限の予算でも、ずっと忘れない最後の思い出はつくれる。
そんな家族との思い出を、鎌倉自宅葬儀社は大切にしています。

https://kamakura-jitakusou.com/


明確な見積もりを提示して、意図しない追加料金は発生しないことが強調されている。
一般的な葬式は祭壇を用意するだけで50万、総額200万ほどかかると言われている。

結婚式と同じで、冠婚葬祭ぼったくりビジネスだと言えるだろう。

「一生に一度だから」

という親族の気持ちに付け込んで、およそ原価に見合わない高額な料金をふっかけるビジネスモデルをぶっ壊してほしい。
このように強い言い方をするのは、小さい頃から葬式関係で家族がぼったくられてきたのを見てきたからだ。

葬式とか経典とか、本当にぼったくりだ。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、とまでは言わないが、
時間も守らず、ダラダラ現れた禿に30分経を読ませるだけで5万円も取られていた。
高校生だった僕は、不思議に思いながらも何もできなかった。

ばあちゃんが毎月毎月、少ない年金から5万円、禿に渡していた。


ありえないだろう。

「死後の世界」

という目に見えないものに対して何らかの力があるように見せかけて金をぼったくり、それがあたかも正しく清い人であるかのように思われる。

アホか。その禿はただの人間だ。特別な人間ではない。


一方で、こういう冠婚葬祭ビジネスは旧態依然としたモデルが好まれることもわかる。
ぼったくりビジネスだろうが、伝統的で、みんなと同じような形式が好まれるのである。

好まれるのはわかるが、変わってほしい。
原価に見合わないぼったくりを是正してほしい。


なんて、ばあちゃんのことを思い出して、自分の愚痴を想いが噴出してしまったが、カヤックの目のつけどころは面白い。

・古い体質が温存されている
・料金が不自然に高止まりしている
・長い間、技術革新が起きていない

という分野にITを持ち込んで、格安の料金で提供するというビジネスモデルは、世の中を変えうるビジネスモデルだ。

Uberもそうだし、広義には格安の床屋なども同じだろう。
ビジネスのヒントは、日常の「おかしいだろ」に隠れているのだ。