独り言

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郵便番号制度を支えた東芝の若手エンジニアたち

日経新聞1面。

郵便番号制度が始まったのは50年前の7月1日だった。
1968年7月1日。

経済成長に伴って郵便物の量が急速に増え、それまで人手によっていた仕分け作業を自動化。

郵便区分機と呼ばれるマシンは、工学文字認識というソフトウェアを使って郵便番号を解析。

東芝のエンジニアたちは30万にも及ぶ文字のサンプルを集め、人と機械の橋渡しをする最先端の技術開発に明け暮れた。


開発した技術者たちは20代。

若く、希望に満ちた世代だった。


どうしたら機械が作れるか、朝から晩までぎろんした。

試行錯誤の末、手書きの番号を正確に認識する確率を実用水準まで引き上げた。


若手を思い切って登用し、力を発揮する場を作った好例である。

おっさんの固定観念が会社をダメにする

日本企業の閉塞感が半端ない。

若者の意欲を抑えつけ、「俺の経験からしてこうだ!」という時代遅れの仕事論を押し付ける「おっさん」に苛立ちをつのらせている若者がすごく多い。


ニューズピックスの「さよなら、おっさん」の広告はどうかと思ったが、正直「おっさん化」した会社は先が長くないんだろうな、と思う。

ガチガチの年功序列。

知識も古く、尊敬に値しないオッサンが、偉そうにして意思決定のほとんどを担う。

若手はおっさんの許可を得ないと新しいことができない。


おっさんは自分の経験の範囲内でしか物事を判断できないから、若手が何をやろうとしているのか理解できず、


「なぜ?根拠は?うまくいくの?」


と重箱の隅をつつく。

新しいことやって、うまくいく根拠ってそんな簡単に作れるものなの?

それも、おっさんが満足するレベルの「根拠」って。

オッサンが納得しても失敗する確率は変わらないのに。


そうやって「おっさんを満足させるための企画」が次々を生まれ、オッサンの頭の範囲を超えた企画は全く出てこなくなり、企業はどんどん硬直化していく。


その成れの果てが東芝だったんじゃないかな。